働き盛りの30代で地方移住を決断した私たち夫婦。
最近は「自然豊かな田舎で暮らしたい」と地方移住を検討する人が急増していますよね。
地方移住を検討するにあたって一番心配なのが、
仕事をどうするのか?
ですよね。
移住に興味はあるものの、一歩を踏み出せなく躊躇している方も多いはず。
この記事では、
地方移住に興味があるけど、移住後の仕事について漠然と不安を持っている方に向けて、
「移住前に考えるべきポイント」をまとめました。
生活環境も変わる上に、仕事も変わるとなると不安でいっぱいだよね。この記事が、移住に向けた一歩を踏み出す後押しになれば幸いです。
・地方移住が気になっているけど、移住後の仕事や転職に不安がある。
・移住先で仕事はあるのか?どうやって仕事を探すの?
・現職を続けたまま移住できたらいいな・・・
・転職してから移住するべき?移住してから仕事を探すべき?
すでに転職を決めている人は下記の記事もおすすめです。
【ステップ①】地方移住後、どのような働き方をしたいか考える
地方移住を検討するときに、一番大切なのは「仕事をどうするか?」ですよね。
仕事を考えるにあたって、まずは下記を整理してみましょう。
・移住で実現したいこと(例:自然豊かな環境でのびのび子育てをしたい。)
・移住後にどのような生活がしたいのか?(例:子供と過ごす時間をたくさん取りたい。)
・そのためにはどのような働き方をしたいのか?(例:フルリモート勤務で働きたい。)
大切なのは、「こんなこと実現できないんじゃないかな?」という判断軸を取り払って、
本当に実現したいことを正直に書き出してみましょう!
移住で実現したいことを書き出すことで、
自然と、希望する働き方が見えてくるよ。
下記に、移住後の働き方の選択肢をご紹介します。
働き方の選択肢①:移住先で仕事を見つける
一つ目は、移住先で仕事を見つける方法です。
「地方は仕事がない」とよく言われますが、実際どうなのでしょうか?
結論から言うと、地方にも多くの求人が存在します。
どういことかというと、多くの求人がありますが、仕事の種類が限られ選択肢が狭まります。
特に、都会に多いIT系の求人、大手企業の求人は少ない傾向です。
また、地方は都会に比べると給与水準が低いですが、その分安価に生活が可能です。
また、移住後はお金の使い方も大きく変わります。
移住後の生活スタイルによっては、
移住先の企業に勤めることも選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?
地方には、都会にはない「現地ならでは」の仕事がたくさんあるよ。
移住の目的とぴったり合う仕事が見つかれば、移住後の生活も充実するよね。
働き方の選択肢②:在宅勤務が可能な会社でリモートワークで働く
地方移住を考えている人の中には、
コロナでリモートワークが当たり前になり「自宅でも働ける」ようになったことで、
移住を検討している方も多いのではないでしょうか。
自然豊かな地方で生活費を抑えながら、
リモートワークで働くというのは魅力的ですよね。
リモートワークといっても、企業によって条件が様々です。
・出社ゼロの「完全リモートワーク」を希望するのか?
・または多少の出社はできそうか?
仕事を探す際には、どれくらい出社が必要なのか?をしっかり確認するようにしましょう。
<リモートワークの種類>
・フルリモートワーク(完全リモート勤務・フル在宅勤務)
・原則リモートワーク
・ハイブリッド勤務
・30%出社
リモートワークの条件は、求人情報には詳しく記載していない場合が多いです。
「リモートワーク可能」という記載でも、実際に問い合わせてみると、フルリモート勤務が可能だったり、柔軟な働き方が可能な場合があるよ。
気になる仕事を見つけたら、まずは相談してみるのがおすすめ!
業界で言うと、圧倒的にIT/Web業界はテレワークができる仕事が多いよ
働き方の選択肢③:フリーランスとして働く
「いつでもどこでも」自由に働けるフリーランスの働き方は、憧れますよね。
時間や場所に縛られないフリーランスは、地方移住後の仕事にぴったりです。
フリーランスの特徴は主に二つ。
①働いた時間ではなく、成果に対して報酬が発生する
②自分で自由に仕事相手や仕事内容を決めることができる
フリーランスは、「あなたの能力にこれくらいお金を払いますよ」という形で仕事を受ける形になります。
これまでの仕事で培った、専門分野がある方におすすめの働き方です。
フリーランスの方が仕事を見つけるのにおすすめなのが、スキルシェアプラットフォーム。
実績を作れば信頼につながるので、フリーランスを目指す方は、
まずは低単価の案件からチャレンジするのがおすすめです。
自分の得意分野に合わせたサービスを選ぼう。
働き方の選択肢④:移住先で起業する
やりたいことが明確に決まっている方は、思い切って地方で起業するのも一つの方法です。
起業の例
・新規就農
・古民家カフェ・民宿経営
・ペンション経営
移住支援の中には、最大で200万円の補助を受けられる制度もあるので、起業資金を抑えることも可能。
また、都会よりも圧倒的にライバルが少ないので、
その地域のニーズを一手に引き受けるビジネスへと成長することも。
そんな穴場の地方では、移住後にその地域の需要を確認しながら、起業を始めることもおすすめですよ。
【ステップ②】転職を考える前に、現職で働き続けることができるか?を確認しよう
「地方移住希望者の約4割が、地方移住後もリモートワークで現在の職場で働くことを希望」
という意識調査結果の通り、
転職せずに慣れた現在の職場で働くことを希望する人がほとんど。
ただでさえ大きく生活環境が変化する移住なので、
「慣れた人間関係」「慣れた仕事内容」で働けることで、
移住後の環境変化によるストレスを大きく低減できます。
地方移住とワーケーションに関する意識調査
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/211206.html
~都市圏居住者の3割弱が地方移住に関心。うち4割超は、テレワークを活用し現職での勤務継続を希望~
現職でどのような働き方が可能かを確認しよう
転職を考える前に、まずは初めに、現在の職場でどのような働き方が可能かを確認してみましょう。
フルリモート勤務が認められていない会社でも、相談すれば了承していただける場合もあるかもしれません。
実際に私は、会社に相談してフルリモート勤務を認めてもらったよ。
現職で働き続けたいと思っている人は、会社のルールに縛られずに
「まず相談」してみることを強くおすすめします!
フルリモート勤務が可能な場合
フルリモート勤務が可能な場合は、出社の必要なく移住後も働けるため、
自分の気に入った場所、住みたい場所に移住することが可能です。
出社が必要になる場合(出社とリモートワークのハイブリット勤務)
出社が必要になる場合は、
出社が可能な地域への移住を検討する必要があります。
出社頻度が毎日なのか?週に1回なのか?によって、大きく生活スタイルが変わるので、
まずは会社のルールをしっかり確認した上で、移住先を決めましょう。
また、どうしても住みたい地域がある場合は、転職も視野に入れましょう。
会社が交通費をどこまで支給してくれるのか、も必ず確認しよう。
【転職をする場合】移住前に仕事を探すべき?移住後に仕事を探すべき?
転職を決意した場合、「移住前に仕事を探すべきか?」「移住後に仕事を探すべきか?」で悩む方が多いと思います。
今回はそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。
移住前に仕事を探す場合
メリット
- 就職先が決まっているため、安心して移住できる。
- 移住後すぐに仕事が始められるため、生活環境が整うまでの期間が短い。
デメリット
- 地域によっては、就職先が限られている場合があるため、仕事を探すのに難航する可能性もある。
- 移住先での生活環境を把握できていないため、移住後にワークライフバランスが合わないという可能性も。
移住後に仕事を探す場合
メリット
- 移住先での実際の生活環境を把握した上で仕事探しができるため自分に合った仕事を見つけやすい。
- 地元の人たちとの交流が深まり、求人情報を得ることができる。
- 移住先での生活環境を整えた後、自分のスキルや能力を活かした仕事を見つけることができる可能性が高い。
デメリット
- 仕事が決まるまでの生活費や移住費用など、生活面の不安
まとめ
地方移住を検討しているけど、移住後の仕事に対して漠然と不安がある皆さん。
移住後に、「こんなはずじゃなかった。。。」となってしまうのは避けたいですよね。
そうするためにも、移住前に下記をしっかり考えた上で移住計画を進めましょう。
・移住で実現したいこと
・自分が求めるライフスタイル
・移住後の生活レベル
満足する移住ができるよう応援しています!
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