【仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳登山】バス停からたったの10分！長衛小屋での快適テント泊

今回は、仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳登山のベースキャンプにおすすめの
長衛小屋テント場についてご紹介します。

アクセス

長衛小屋までのアクセス方法まとめ

長衛小屋は、甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳への登山口がある北沢峠にあります。

北沢峠までのアクセス方法は2通りあり、
長野県からと山梨県からの2つのルートでアクセスができます。
※北沢峠まではマイカー規制があるため、登山バスの利用が必須です。

※2023年現在、台風の影響で②の山梨県からのアクセスはできませんので計画を立てる際はご注意ください。

①長野県からのアクセス
　長野県伊那市の仙流荘前（駐車場：約350台）から南アルプス林道バスで約55分
　http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

②山梨県からのアクセス　※令和1年度の台風19号の影響でバスは運休しています
　山梨県南アルプス市の広河原から南アルプス市営バスで約25分
　https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/12388.html

約50分バスにゆられて北沢峠に到着です。

長衛小屋（1,980m）までは、北沢峠から徒歩約10分。
「テント場入口」の標識で左に曲がりましょう。

北沢峠までのアクセスについては、下記記事でも詳しく解説しています。

長衛小屋ってどんなところ？

長衛小屋について

長衛小屋は標高1980mに位置する、
甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、栗沢山の登山拠点となる山小屋です。
北沢峠周辺では、唯一テント泊が可能な山小屋です。

開設期間：6月中旬～11月上旬
山小屋宿泊数：27人
テント幕営数：200人

▶長衛小屋HP

山小屋は平成24年に改装されたばかりでとてもきれい。

テント場の予約はいる？

テント泊での利用は、予約は不要（定員200名）です。
長衛小屋前のテント泊申込用紙に記入して、小屋内で受付をします。
※小屋泊の場合は予約が必須です。

▶長衛小屋の宿泊について確認する

宿泊料金

小屋泊【定員：27名】　テント泊【定員：200名（予約不要）】	料金（税込）
１泊２食付き（大人/小学生）	10,100円/6,700円
素泊まり（大人/小学生）　※未就学児無料	6,800円/3,400円
夕食	2,000円
朝食	1,300円
お弁当（おにぎり・パンの2種より選択可）	1,100円
テント（大人）	1,000円
テント（小学生）※未就学児無料	500円

テントサイトについて

川沿いに面した広々とした気持ちいいテントサイトです。
テントサイトは小屋近くの上段と少し降りたところにある下段に分かれています。
川沿いは日当たりが良く明るく、林側は木々が生い茂っていて日陰にもなる涼しげなサイトです。

水場

テントサイト内に豊富な水場があります。
冷たい水が常時出ています。
さすが南アルプス、とてもおいしい水でした。

トイレ

トイレは小屋横にあります。
なぜかトイレの棟が2棟＋仮設トイレがありました。
仮設トイレは利用しませんでしたが、トイレ棟の方はどちらも洋式の汲み取り式で、
紙をゴミ箱に入れる方式でした。
匂いはそこまで気になりませんでした。

売店

売店には生ビールの他、飲み物、お菓子、おつまみ、小屋グッズ（手ぬぐい、バッジ）などが
一通りそろっています。

携帯電波状況

docomo、楽天モバイルは小屋の周り、テント場では電波は入りませんでした。
※北沢峠や登山中の稜線では所々電波の通じる場所がありました。

長衛小屋テント場から登れる山

長衛小屋テント場を拠点に登れる山は複数あるので、
体力に自信のある方は、宿泊して複数の山に登るのもおすすめです。

・仙丈ケ岳：コースタイム約7時間半
・甲斐駒ヶ岳：コースタイム約7時間半
・栗駒山：往復：コースタイム約4時間

まとめ

この記事では、長衛小屋テント場についてご紹介しました。
北沢峠から約10分という好立地のテント場なので、
テント泊初心者にもおすすめのテント場です。（北沢峠までのアクセスはちょっと大変ですが・・・）
何よりも重い荷物を置いて登山ができるのがいいですよね。

項目	評価
テント場の快適度
水場
トイレ
売店
アクセス

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